新価値創造賞受賞企業

11月2日(水)会場内メインステージにて、他社との連携や新分野への進出に積極的に取り組み、新価値の創造に大きく寄与することが期待される出展者や新価値創造の実績を積んだ企業へ「新価値創造賞」および「特別賞」が表彰されました。

新価値創造賞

新価値創造賞

臼田総合研究所株式会社(東京都)
『世界最高17軸ウェアラブル型ロボットセンサー』
出展製品:『世界最高17軸ウェアラブル型ロボットセンサー』

世界最高17軸のウェアラブル型ロボットセンサーです。各種センサー( ジャイロ、気圧、加速度、地磁気、光、音、温度) と無線ユニットの組み合わせにより、統合的な一括制御や計測・管理等を実現します。特許取得技術をCPU内にファームウェア実装しているため、高速かつ容易な信号処理が可能です。

受賞理由:
  • ・国際特許取得の17軸制御センサと精度向上加工処理技術は、今後、多方面での応用展開・マッチングが期待できる。
  • ・市販のセンサをAIを使い検出精度を上げることを可能にし、独自のアルゴリズムも高い評価を得ている。
株式会社小松精機工作所(長野県) 
メタルマイクロポンプ(医療機器分野)
出展製品:『メタルマイクロポンプ(医療機器分野)』

板厚0.01mm のステンレス金属箔に、複数異形穴を1回のプレス加工で打抜く技術を紹介します。打ち抜いた金属箔を低温で複数枚拡散接合し、マイクロポンプ用部品とする製造技術を確立しました。
これにより、従来半導体プロセスでしか製造ができなかったMEMS 部品を金属で実現することが可能となりました。

受賞理由:
  • ・極薄SUSをプレス加工により作製し、密着させることで、マイクロポンプの機能向上を実現している。
  • ・点滴ユニットも優れており、吐出量コントロール可能で、医療分野以外への展開も期待できる。
つくばテクノロジー株式会社(茨城県) 
『レーザー超音波可視化検査装置LUVI、小型X 線検査装置TXR』
出展製品:『レーザー超音波可視化検査装置LUVI、小型X 線検査装置TXR』

LUVI は、検査対象物の表面と内部に欠陥があるかどうかを即座に判断できる装置です。
複雑形状でも、広い大きな構造体でも、短時間に遠隔から検査できます。TXRは、手のひらに乗るほど小型・軽量で、バッテリー駆動が可能です。単3 乾電池1本でも100枚程度の撮影が可能です。

受賞理由:
  • ・レーザー超音波を使って画像処理を行う可視化技術により、対象物の内部異常・欠陥などを短時間で検出可能。CFRP等複合材料の層間剥離の検査など用途も広い。
  • ・非接触、非破壊検査の今後の有用性は非常に高く、応用技術の開発による用途拡大も期待できる。

特別賞

株式会社アリーナ(福島県) 
『世界最高レベルの高密度実装技術の提供』
出展製品:『世界最高レベルの高密度実装技術の提供』

携帯電話・スマートフォン等に使用される通信デバイス等の生産実績が有り、0402 サイズ等の微細部品を用いた部品間隔0.10mmでの狭隣接実装技術を量産レベルにて提供可能。又、搭載する半導体においてもPackage 品はもちろんの事、Wafar Levelでの一括搭載が可能( 全てはんだ付け)。
世界最小チップ部品=0201(0.25mm×0.125mm) を部品間隔実力値=0.05mm迄の超高密度狭隣接実装技術をコアにコミュニケーションデバイスや映像信号処理ユニット等の高精度電子部品の次世代技術に貢献。更に部品内蔵基板内の狭間隔部品実装技術及びWLP-LSI チップ実装技術を確立中。

受賞理由:
  • ・世界レベルでの最狭隣接部品実装技術を有し、実力値=0.05mm迄の実装を実現した点を高く評価。製品コストの削減にも繋げている。
  • ・今後、更なる機器の小型化が期待でき、「新価値」に不可欠な技術と言える。
関西電子株式会社(東京都)
『ナノファイバー量産製造装置』
出展製品:『ナノファイバー量産製造装置』

新素材であるナノファイバーは、第三ミレニアムの画期的な材料と呼ばれ、市場アナリストの予測においても「今後10年間で最も急成長を遂げるのは、ナノファイバーを用いた材料市場である」との報告もある。
独自の性能を備え多くの分野において従来には見られなかった方法で利用されている。膨大な比表面積、多孔質性、微細孔、繊維径を有し、1g 強のナノファイバーを繋ぐと地球の赤道を一回りするほどの長さとなる。
新素材「ナノファイバー」商品の市場~量産を可能にして活用されるアプリケーションは、幅広い分野で期待を集めている。
~(1)吸油材(2)断熱材(3)保温材(4)アグリ資材(5)濾過材

受賞理由:
  • ・PPナノファイバーを用いた油分吸着シートは、応用開発による用途の拡大も期待できる。溶剤を使用しない機械で、新規性という面で評価を得た。
  • ・確かな独自技術に基づき、マッチング先の拡がりが見込まれる。目の付け所が良く、今後のナノファイバー産業への影響力も大きい。
株式会社テクノス(東京都)
『ニューロ視覚センサー 「スーパー5000K」』
出展製品:『ニューロ視覚センサー 「スーパー5000K」』

人間の目の神経細胞機能を電子回路に応用した自動外観検査システムです。従来の検査装置とは異なる原理を採用し、世界でもトップレベルの精度があります。人間の目をはるかに超え、キズ、異物などの微細欠陥であれば目視の144 倍、色ムラなどの低コントラスト欠陥であれば目視の100倍の精度です。

受賞理由:
  • ・目視をはるかに超えた自動外観検査システムにより、3次元で体積を捉え、微細の亀裂も検知可能。機械の弱点をカバーする技術であり興味深いこと。
  • ・画像処理技術も非常に高く、今後、再生医療やバイオ分野への応用が期待できる。